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パンダイルカ?シーパラに白黒のイルカが来る!
6月10日(金)に横浜・八景島シーパラダイスで白と黒の体が特徴のイロワケイルカが展示されることになりました。
白黒のイルカということで「パンダみたいなイルカ」と話題になっています。
どんなイルカなのでしょうか。
調べてみました。
白黒イルカの名称はイロワケイルカ
イロワケイルカは南アメリカ大陸南部近海とフォークランド諸島近海、ケルゲレン諸島近海に生息しています。
体長約1.5m、体重40~65kgと小型のイルカです。
子供のころは灰色ですが、大人になるにつれてだんだんと白と黒に分かれていきます。最終的には頭部から胸ビレにかけての部分と背ビレ、尾ビレ、下腹あたりが黒で、他の部分が白とはっきりと色が分かれます。
「パンダイルカ」とも呼ばれています。
いつから日本に?
日本には1987年3月に捕獲した17頭が「松島水族館」、「鳥羽水族館」、「サンシャイン水族館」に展示されました。その後は輸入していません。
最初の17頭から、現在までに30頭以上の繁殖に成功しました。
現在、日本にいるイロワケイルカは今回の2頭も含め9頭全部が日本で繁殖したイルカです。
日本でイロワケイルカを観ることができるのは、宮城県の「仙台うみの杜水族館」(4頭)と三重県の「鳥羽水族館」(5頭)の2館だけでしたが、今回、神奈川県の「横浜・八景島シーパラダイス」に来るので、3館で観ることができるようになります。
シーパラにくるイロワケイルカは?
今回、横浜・八景島シーパラダイスに来るイロワケイルカは「サクラ」との「スカイ」の2頭です。
サクラはメス、5歳で体長約140cm、体重45kgで、「仙台うみの杜水族館」から来ます。
スカイはオス、2歳で体長約122cm、体重33.7kgで、「鳥羽水族館」から来ます。
サクラとスカイは、まだ繁殖には参加していないので、横浜・八景島シーパラダイスに来ることになりました。横浜・八景島シーパラダイスではサクラとスカイの将来的な繁殖活動に協力していくとのことです。
この2頭の赤ちゃんを早く観たいですね。
どこに展示される?
【速報】白と黒の体色をしたパンダみたいなイルカ「イロワケイルカ」がシーパラにやってくる????関東唯一の展示!!6月10日展示スタートです!みなさんぜひ、会いにきてくださいね!https://t.co/RWVgiuogIU pic.twitter.com/LTVgAZLHAf
— 横浜・八景島シーパラダイス公式 (@_seaparadise_) 2016年5月30日
展示の場所は、イルカがテーマの水族館「ドルフィンファンタジー」の円柱水槽です。
円柱水槽は水量378tと広く、以前は「シロイルカ」や「マンボウ」が展示されていました。太陽の光がふりそそぐ海の中を体感しながら、イロワケイルカが悠々と泳ぎ回る幻想的な光景を観ることができます。
イロワケイルカは6月10日(金)から展示されますが、それまでは、円柱水槽自体も準備のため展示が中止になります。
イルカと聞いてイルカショーを思い浮かべたのですが、イロワケイルカがイルカショーに出演するのは、無理なようですね。白と黒の模様が空を舞ったら、感動すると思ったのですが。
イロワケイルカは好奇心旺盛で、水槽越しに人に近寄ってくるようなので、一緒に遊んでみたいですね。
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