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南極の郵便局員を募集!
南極郵便局員の募集が話題になりました。
南極で郵便?
仕事はあるのでしょうか。
調べてみました。
募集した団体
募集したのは、英国の「南極遺産歴史トラスト」という
南極観測の民間団体です。
HPで若干名を募集したのですが、
応募が殺到してHPの接続が一時不可能になる
事態になりました。
現在の応募者数は、約1000人。
応募者には日本人もいて
世界中から応募があるといいます。
仕事に関して
勤務条件ですが、下記になります。
勤務地:
南極半島沖合のゴージャー島
ポート・ロックロイ基地
契約期間:
2015年11月初旬~3月半ばの季節限定
勤務時間:
フルタイム勤務
報酬:
月1100ポンド(約20万円)
ただし、生活費は団体が負担
肝心の仕事内容ですが
主に郵便局のミュージアムと
ギフトショップの運営ということです。
そこで、1日に1~2回訪れる観光客船の
乗客たちの対応と手紙の処理を行います。
ちなみに、この郵便局には毎年18000人が訪れ、
70000通の手紙が出されるそうです。
応募が殺到と書いてあったので、
報酬が高いのかと思ったら、そうでもないですね。
では、なぜ応募が殺到したのか。
応募した理由で多いのが
「ペンギンと一緒に生活してみたい。」
ということです。
募集に関しての注意書き
しかし、HPには厳しい注意書きがあります。
要約すると
・南極は平均気温-10度という極寒の地で、
勤務している時季でも平均気温は-5度。
・水道水や電話もなく、
インターネットの使用も不可能という環境。
・シャワーなしで約1ヵ月過ごし、
3人の知らない人と
臭いのきついペンギン2000羽との生活。
・仕事では、滑りやすい岩やぬかるんだ雪の上を
ペンギンを避けながら、大きくて重い箱を運搬。
・日曜大工と料理が出来る必要があり
もちろん、英語は必須。
こんな厳しい注意書きが書いてあるのに
応募する人は誰も注意書きを
信じていないのでしょうか。
南極の郵便局員は「ペンギンと楽しく」というより
「ペンギンとの戦い」になりそうですね。
帰ってくる頃にはペンギンが嫌いに
なっていそうな気もしますが。
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