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デング熱対策には蚊が逃げていく防虫服!?
梅雨が明けると蚊が本格的に飛び始めますね。
2014年8月、70年ぶりにデング熱の
国内感染が確認されました。
今年もデング熱を媒介するヒトスジシマ(ヤブ蚊)には
注意が必要です。
そんな中、蚊が逃げていく服の販売が好調ということです。
どんな服なのでしょうか。
調べてみました。
防虫素材「スコーロン」
服から蚊が逃げていくのは生地に理由があります。
生地に蚊などの虫が嫌がる成分が含んでいるのです。
生地の名前は「スコーロン」です。
繊維メーカー「帝人」と
防虫メーカー「アース製薬」が共同開発した生地です。
スコーロンには蚊が苦手な成分が含まれていて
触覚や足先が生地に触れると刺さずに逃げていきます。
実験でも防虫加工していない服には蚊が止まるのに対し
スコーロンを使った服には蚊が止まりませんでした。
しかも、スコーロンの防虫効果は洗濯しても持続します。
吸血阻止率は洗濯前で90%以上、
洗濯20回後でも80%以上とほとんど変わりません。
これで服の上から蚊に刺される心配はありません。
また、アウトドアを想定した生地なので、
高い防虫機能はもちろんのこと
紫外線遮蔽率90%以上と
高いUVカット機能も備えています。
スコーロン生地は
2014年と比べると3倍以上売れているそうです。
デング熱対策
2015年のデング熱のニュースは
あまり報道されていませんが、
海外で感染して日本で発症したデング熱感染者は
すでに100人を超えています。
スコーロンの服で、勘違いしないでほしいのは
服に蚊が止まらないのであって
蚊は寄ってきます。
つまり、服を着ていない素肌は蚊が止まってしまいます。
なので、防虫スプレーなども一緒に使って
蚊を寄せ付けないようにすることも大切です。
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