学校の蛇口からお茶がでてくる

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学校の蛇口をひねるとお茶がでてくる

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蛇口からお茶が出てくる学校

子供の頃、蛇口をひねったら、
ジュースが出てきたらいいな
と思ったことはありませんか。

 

大人になって
そんな夢みたいな蛇口は
いつまで経っても出来るはずはない
と思っていました。

 

しかし、ある学校では蛇口をひねると
ジュースではありませんが
お茶が出てくるそうです。

 

まさに夢の蛇口ですね。
気になったので、調べてみました。

 

 

緑茶が出てくる蛇口とは

蛇口からお茶
 
蛇口をひねると緑茶が出てくる学校は
静岡県島田市の小中学校6校です。

 

蛇口と言っても本当の水道の蛇口ではなく
大きな給茶機の蛇口です。

 
蛇口のある給茶機
 

給茶機と言えば、
ボタン式の小さい給茶機を思い浮かべますが、
この給茶機は大きいですね。

 

この給茶機はいつでもお茶が飲めるので
普通の水道と変わらないですね。

 

しかも、温度管理もできるらしいです。

 

 

なぜ学校に児童・生徒用の給茶機?

この給茶機は地元の名産である
お茶の振興が目的ということです。

 
うらやましいですね。

 

でも、それだけではありません。
もう一つの目的があって
それは、インフルエンザ対策。

 

お茶に含まれているカテキンが
インフルエンザ対策に効果があるということが
研究結果でわかっているらしいのです。

 

実際、この学校でも生徒たちが
積極的にお茶を飲むようになってから
インフルエンザや風邪にかからないようになった
ということです。

 

 

カテキンの効果

茶カテキンの抗ウイルス作用は
どのようなものなのでしょうか。

 

カテキンには
ウイルスや細菌が体内の細胞に入る前に
ウイルスや細菌を取り囲み、侵入を阻止する
働きがあるそうです。

 
さらに、ウイルスや細菌が侵入してしまっても
そのウイルスや細菌の増殖を抑制する働きもあるそうです。

 

インフルエンザ発症者数の臨床試験でも
カテキンを摂取した人(97人中4人発症)
のほうが
カテキンを摂取していない人(99人中13人発症)
よりも発症者数が少なかった
という研究結果も出ています。

 

もちろん、カテキンの抗ウイルス作用は
インフルエンザウイルスの型に関係なく効果があります。

 
なので、新型インフルエンザに対しても
カテキンの抗ウイルス作用が効果を発揮します。

 

 

お茶にも欠点が

お茶のカテキンに風邪対策の効果があるのなら
冬の間はずっとお茶を飲んでいたいですよね。

 

でも、欠点もあるのです。

 

お茶に含まれているタンニンは
鉄分の吸収を悪くするので、
飲み過ぎると鉄分が不足し、貧血になったりします。

 

飲み過ぎないように気をつけたいですね。

 

でも、蛇口をひねるだけでお茶がでてくると
つい、飲み過ぎてしまいそうです。

 

 

 

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