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年賀はがきの羊の12年越しの物語
平成27年の年賀はがきが
10月30日(木)に発売されました。
その年賀はがきの切手に描かれている
羊が話題になっています。
どういうことなのか、調べてみました。
年賀はがきの歴史
お年玉くじつき年賀はがきが発売されたのは
昭和24年(1949年)からです。
当時は1枚3円。
賞品の特等賞は高級ミシンでした。
2014年からは現金が賞品になりました。
賞品が物から現金に変わったのは、
寂しい感じがしますね。
それだけ、みんなが同じように
欲しいと思う物が無くなったということでしょうか。
羊さんが12年かけて!?
12年前の平成15年の年賀はがきの切手に
描かれていた羊を覚えているでしょうか。
私は覚えています。
なぜなら、羊が編み物をしていたので、
もしかしたら、次の年の年賀はがきに
干支の猿がその編み物を着ているのではないかと
予想したからです。
しかし、期待して次の年の年賀はがきにいた
猿を見ると温泉(お風呂?)に入っていました。
予想が外れて、ちょっと残念でした。
そして、そのときの羊の編み物はどうしたかというと
今年の年賀はがきの中で完成していました。
編んでいたものが大きかったので、
セーターかなと思ったいたのに、
マフラーだったんですね。
12年も掛けて編んでいたので、
羊の顔がちょっと変わってしまいましたね。
もしかして、親子2代に渡って編んだのかな。
その答えはHPの年賀はがきのコメントに。
「12年前の未年用の年賀はがきのデザインでは
編みかけだったマフラーが完成したデザインです。」
つまり、平成15年と平成27年の羊は同じ羊です。
考えた人は、誰?
このマフラーの物語を考えたのは
日本郵便切手デザイナー
星山理佳(ほしやまあやか)(40)さんです。
ちなみに、日本郵便切手デザイナーは7人いるそうです。
星山さんは12年前から、
このマフラーの物語を考えていたそうです。
しかし、そのことは誰にも話していませんでした。
毎年、デザインを担当する人は上司が選ぶので、
今年の年賀はがきのデザインを担当できたのは
偶然だったということです。
もし、次の未年の平成39年(2027年)の
年賀はがきのデザインを担当できるなら、
幸せな家族の羊を描きたいそうです。
そのときはみんなマフラーをしているのでしょうか。
今から、12年後が楽しみですね。
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