チョコレートを食べると健康とダイエットに効果がある!?

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チョコレートの大規模臨床試験

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チョコレートの大規模臨床試験!?

11月24日、愛知県蒲郡市で
日本初の大規模チョコレート臨床試験の実験結果が
発表され、話題になりました。

 

どうして蒲郡市で実験を行い、
その実験結果はどうだったのでしょうか。
調べてみました。

 

 

蒲郡市がチョコレート臨床試験を行う理由

蒲郡市は2011年に
愛知県メタボ率のワースト1地域になったため
市民の健康への意識を向上することを目的に
蒲郡市ヘルスケア計画を策定しました。

 

今回のチョコレート臨床試験は
その蒲郡市ヘルスケア計画の一環として行われました。

 

臨床試験は蒲郡市と愛知学院大学、
お菓子メーカー株式会社明治が協力して行いました。

 

臨床試験の内容は
4週間、毎日25gのチョコレートを食べ続けると
どんな効果が表れるのか、というものです。
25gは普通の板チョコの半分くらいの量です。

 

参加したのは
45~69歳の市民約350人です。

 

 

チョコレートの実験結果は?

チョコレートを食べると
血圧が低下する効果がありました。

 
しかも、高血圧の人ほど効果があり
最高血圧、平均145.6のグループでは
4週間で平均約6ポイントも低下しました。

 

これはチョコレートに含まれる
カカオ・ポリフェノールに
血管を広げる効果があるということです。

 

次に善玉コレステロールが
上昇する効果がありました。

 

善玉コレステロールと悪玉コレステロール、
中性脂肪はメタボを判断するのに重要な指標です。

 

善玉コレステロールは
体内で余った脂肪を回収する働きがあります。

 

悪玉コレステロールは
体内の細胞に脂肪を届ける働きがあります。

 

中性脂肪は体内にある脂肪の量です。

 
この中性脂肪は多くなると、
細胞だけでは収まらなくなりなく、
血液にあふれてしまいます。

 
そうなると、生活習慣病や動脈硬化などの
血管の病気になってしまいます。

 

つまり、善玉コレステロールが
悪玉コレステロールより少ないと
だんだんと中性脂肪が増えていき、
病気になるということです。

 

その善玉コレステロールが
チョコレートを食べ続けると4週間後に
68mg/dLから
69.7mg/dLに
増加していました。

 

これらの実験結果から、
チョコレートには健康効果が期待できるということが
証明されたということです。

 

 

ダイエットにも効果的!?

さらに、チョコレートにはうれしいことも。

 

チョコレートを食べ続けても
体重や肥満を表す指数のBMIが
ほとんど増えませんでした。

 
ただし、チョコレートの中に砂糖が多い場合は
太る可能性があるとのことです。

 

チョコレートを食べ続けると
メタボ対策になる善玉コレステロールが増えて、
体重やBMIが増えないというのはうれしいですね。

 

ダイエットで失敗するほとんど人が
食事制限の失敗が原因と言われています。

 
この実験結果から言えば、
デザートをチョコレートに変えるだけで、
健康的にダイエットできるということになりますからね。

 
チョコレートを食べるときは
カカオ・ポリフェノールの量が多いものを選んだほうが
効果を期待できるということです。

 

ちなみに実験で使ったチョコレートは
meijiの「チョコレート効果」という商品です。

 

この実験結果がわかっていたようなネーミングですね。

 

 

 

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